自分のアクセントを確認しよう —音声分析ソフトPraatを使った練習—
概要
- できること:自分が発音したアクセントの高さが確認できる
- 学習スタイル:ピッチカーブ(高さの曲線)を見ながら練習する
- ツール:Praat
- 準備するもの:アクセントを確認したい単語
企画者:木下直子
手順
Praatをダウンロードする。
1. 「New」から「Record mono sound…」を選ぶ
2. 「Sound Recorder」の「Record」を押して発音し「Stop」を押す(例:いっぱい)
*できるだけ静かなところで録音しよう
3. 「Name」にファイルの名前を書き「Save to list」を押す
4. 「Praat Objects」のリストから選択し「View & Edit」を押す
5. 青いラインで声の高さを確認する
青いラインが表示されていない場合は「Pitch」メニューの「Show Pitch」にチェックを入れる。
青いラインの位置が高すぎたり、低すぎたりして見えにくい場合は、「Pitch」メニューの「Pitch setting」で調整する。
6. 日本語の教科書など、自分が練習したい発音と自分の発音のアクセントを比べてみよう
発音が長い時は、チェックしたい発音をドラッグ(drag)して「sel」を押す。
ズームイン(zoom in)は「in」を、ズームアウト(zoom out)は「out」を押す。全体を見たいときは「all」を押す。
音声に音楽などが入っていると、それもpitchに出てしまうので、アクセントを確認しにくい。なるべく音声だけのものが良い。